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通学日記:くみひも科
新宿校 丸山博子さん 
夏の帯締め






夏の着物や浴衣にあう、レースの帯締めです。
ちなみに、レース糸と言っても絹で出来ています。


始めの2本は組台を使わないで手で組んだものです。
楽しくて、夢中で組みました。

長めに出来ておまけに携帯ストラップまで作りました。



3番目は、丸台で、レースと普通の糸とで組みました。




4番目は綾竹台という台で組んだ初めてのものです。


最後の作品は、先輩の作品で、残念ながら
まだ私は出来ません・・・・。

このような作品に出合うと「私も、いつか出来るようになりたい」と思いますが、まだまだ先のようです。

これなんだか、わかりますか?ページトップへ ▲


これがなんだか、わかりますか?


カーテンのタッセルです。
こういうのも作れるんです。
長い大きな房作りが大変でしたが とても気に入っています。



次は、眼鏡ストラップです。
眼鏡をつけたり、はずしたりする年齢になった人からのリクエストです。
絹糸の感触がとてもいいと、重宝し、愛用してくれています。

このカチューシャは、一緒に学んでいた友人の作品です。

オリジナルの和のカチューシャで、私のお気に入りです。

このほかにも、草履の鼻緒や、ハンドバックのもち手や側面の模様に、大きなものでは、 ショールや帯になっています。
スピードを求めがちな現代の生活の中で、細い絹糸を玉につけ、一目一目組んでいくこの時間の流れは、心の落ち着きや豊かさを作り出してくれているように感じます。

組紐からアクセサリーにページトップへ ▲



組紐では、同じ組み方でも一つの玉につける糸の本数を 減らすと細いひもになります。

帯締めとお揃いの棒タイと携帯ストラップを作りました。
携帯ストラップは母にプレゼントしました。
細かい糸の様子に母はただただ感心し、携帯電話に付けてとても大事にしてくれています。

また、別の組み方ですが、組んだ紐に金具をつけて、ベルトも作りました。
友達に 自慢したいのを さりげなく、ちょっと洋服の上につけました。
珍しいものですから、目ざとく気づいてもらい、好評でした。

同じ組み方で金具の形を変えると、ペンダントに変身しました。
これは、組紐を始めて間もない頃に10個ほど作り友人にプレゼントしました。

「組紐」というと、・・・・「帯締め」と思っていた友人達は、このペンダントを見て驚き、 感心し、大変喜んでくれました。

1年後、さりげなくセーターの上にこのペンダントをつけて、食事会に出席してくれた友人の優しい笑顔が忘れられません。
プレゼントした、小さな組紐のアクセサリー達は、それぞれの方のところでとても大切にされていることを知るたびに、こちらの心も温かくなります。

色の不思議ページトップへ ▲

くみひもを始めて、今まで以上に色に関心を持つようになりました。
出来上がる帯締めの色合いを想像して配色を考えるのですが、組んでみると、予想と違うことが結構あります。

また、配色によって、雰囲気がガラッと変わり驚かされます。






このように同じ組み方でも、色を変えることによって、作品の表情は大きく違います。





きものや帯の上にのせた時にはっと目と見張るような華やいだ雰囲気になったり、メリハリのあるすっきりした様子になったり、落ち着いたシックな感じになったりと・・・配色の難しさであり、大きな魅力でもあります。

初めての四つ組ページトップへ ▲

いよいよ初等科のスタートです。

一番初めは、「四つ組」です。
大きな玉4つで組みます。
まずは、自分が組む糸の色を決めます。

とても大きく重い玉4つに糸の束をきれいにそろえて巻いて、
「角台」という台で組みます。
組む手順を先生から教わり、玉を1,2,1,2と心の中で唱えながら動かしました。
糸の細さ、長さ、玉の大きさ、重さ。すべて初めて見るもの、触るものなので驚きばかりでした。


そのうち玉の動かし方にも慣れてきましたが、なかなか糸の終わりが見えてこなくて、帯締め1本というのはずいぶん長いものだと感じました。

10月 学院祭!!ページトップへ ▲
生徒になってわくわくすることがもう一つ増えました。
それは、「学院祭」です。
白金台の「八芳園」で今年も10月15、16日の二日間開催されました。
この学院祭の「くみひも展」という部屋には各教室の生徒作品が展示されます。
作品を見ていますと、同じ組み方でも、配色の違いで、出来上がる紐の表情や雰囲気が違うのに驚かされます。また、自分ではなかなかできない色使いや工夫されたアクセサリーなどに目を見張ります。

私もこの学院祭用に7月末ごろまでに作品を組みました。
何か発表会のような目標ができると、普段以上に頑張りますから不思議です。

また、会場で私たちくみひも科の生徒は、この時にだけ販売される糸の購入や注文をします。それが終わりますと、普段なかなか見ることができない「きものショー」やコレクション、染色展などを同じ教室の仲間たちと見て歩きます。

この仲間たちは「くみひも」という共通の趣味を通して出来た仲間たちです。時にはうまくできない組み方についてアドバイスをもらったり、励まされたり、お茶をしたりします。楽しいおしゃべりに花が咲き、あっという間に時間がたってしまいます。

2008年の楽しいイベントも終わってしまいました。

くみひも初等科スタート!!ページトップへ ▲
50すぎの手習い・・・

出来上がったストラップを家に持ち帰り、自慢げに家人や娘たちに見せ、何度となく表や裏を眺めたり、触ったり、感動の余韻が続きました。

さあ、でも・・・くみひも教室に入学する? どうする?

先生に見せていただいた作品が大変美しく素晴らしく、あまりに遠い世界のように感じただけに「私にできるのかな? 向いているのかな? 続けられるかな?
それに着物は着ないのに、帯締め作り?・・・」
などと考えました。
しかも周囲に体験者は誰も居ませんでした。

しかし手元にあるストラップを眺めていると、やはり「他にも組んでみたい」「オリジナルの物を自分で組めるようになりたい」・・・という思いが強くなり「長沼静きもの学院」のホームページを何度も眺め、ついに入学を決めました。

先生に見せていただいた、素晴らしい数々の作品が
いつか自分の手で組めることを目標に 「組紐 初等課程」の
スタートです。

今まで仕事、子育、家事に邁進してきた私にとって、お稽古の時間はとても楽しく大切な時間となりました。
いくつになっても生徒になって教わることって
ワクワクするものです。

ハート模様のストラップ!! ページトップへ ▲
待ちに待った講習会の日
私に本当にできるかな?大丈夫かな?・・・ワクワク、ドキドキしながらやっと講習会の日がやってきました。

無事に新宿校に着き、案内された畳の部屋には、丸い台とお座布団が用意されていました。
組紐担当の平田先生に好きな色味を聞かれ、紫色系を希望しますと、3色の糸が8つの玉に巻かれ、そして玉の動かし方を教わりました。

がちがちに力が入った手で玉を持ち、心の中で1.2.3.4.5 1.2.3.4.5 と唱えながら、そっと玉を動かし・・・組んだ部分を早く見たくて、何度も何度も台の真ん中の穴の上からのぞき、下からのぞき・・・。
ついに先生が「そろそろ良いでしょう」とおっしゃり、台からはずし、金具をあっという間につけてくださり、完成しました。

なんと! 可愛いハートの模様でした。私が、作ったのです。初めてで、1時間ほどの短時間に出来上がってしまうなんて信じられませんでした。

金具を接着している間に先生は帯締めやアクセサリーなどいくつかの作品を見せて下さいました。
そこには私が今まで全く知らなかった世界があり、繊細な美しい模様や色に驚きと関心とで目を見張るばかりでした。

帰りの電車の中でバックから出しては眺め、感激と満足感で一杯でした。
携帯ストラップ作りで幸せな気持ちのひと時を過ごした私は、すっかりくみひもに魅せられてしまいました。

一本の携帯ストラップとの出会いから ページトップへ ▲
携帯ストラップを知人から頂きました。

そのストラップは、わずか6センチほどの短いものでしたが
柔らかな配色と優しい感じの中に小さな鈴がひとつ付き、
とても気に入りました。
ビーズのようにキラキラ光り輝くものではありません。
どちらかというと地味目ですが、 なぜか心が優しく心が落ち着く感じのものでした。

「これは、『組紐』って言うので作られているの」
「組紐?」

「着物の帯締めを組紐って言うの。
それと同じように絹糸で作ってあるのよ」
初めて「組紐」という言葉を耳にしたように思います。
早速パソコンで、「くみひも」を検索しました。

見つけました!「長沼静きもの学院  組紐講習会」

当然のことながら、講習会に参加したくなり、帯締めか携帯ストラップかどちらかということで、着物を着ない私は勿論携帯ストラップ作りを受けることになりました。

このストラップとの出会いから、私の趣味は大幅に変わっていくことになりました。
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