春のやわらかな陽光に包まれる4月――
長沼静きもの学院では、東西の教室で「春まつり」を開催いたしました。今回は、4月11日にセルリアンタワー東急ホテルで行われた関東会場の様子をお届けいたします。
■ 学びの節目を彩る「証書授与式」

はじめに執り行われたのは、試験合格者の証書授与式。
式中は出入りができないため、今回はリハーサル時の様子を撮影させていただきました。リハーサルの時点ですでに会場には凛とした緊張感が漂っている状態。
式典では、エリアマネージャーより一人ひとりの努力が静かに称えられる証書の授与を行い、厳粛な時間となりました。
式典後には、証書を手にした皆さまの表情が一気にほころび、達成感に満ちた笑顔があふれていました。積み重ねてきた時間が、確かなかたちとなった瞬間です。
■ 伝統芸能に触れる「狂言鑑賞」
続いては、ホテル内のセルリアンタワー能楽堂にて狂言の鑑賞。
能楽堂には、この日きもの姿のお客様が集い、満席に。
やわらかな色彩が重なり合い、客席そのものがひとつの景色のように広がっていました。色とりどりの装いが場をやさしく彩り、まるで舞台の余韻が客席にまで広がっているかのような、ひときわ華やかな空間となりました。


ご出演は、昨年の秋まつりでもご好評をいただいた狂言師・大藏教義氏。
今回は特別に「ビギナーズ狂言Book」をご用意いただきました。
大藏先生からは、「普段の公演でも、これほど多くの方がきもの姿でお越しになることはなかなかありません。とても華やかで嬉しく感じています」とのお言葉もいただきました。
公演前には、狂言の楽しみ方をわかりやすくご解説いただきました。さらに、衣裳や鬘を身につけていく様子を実際に舞台上でご披露いただき、普段はなかなか目にすることのできない貴重な工程を間近で見ることができました。「狂言は喜劇ですので、どうぞ遠慮なくお楽しみください」との一言に、会場の空気もふっとやわらぎます。
演目「首引き」では、事前解説のおかげで物語への理解が深まり、随所で自然と笑いが広がる和やかなひとときに。伝統芸能の奥行きと親しみやすさを同時に感じられる、豊かな時間となりました。終演後には、特別に写真撮影の機会も設けていただき、思い出に残るひと幕となりました。


■ 華やぎのひととき「食事会」
公演の余韻に包まれながら、最後はお待ちかねの食事会へ。
セルリアンタワー東急ホテルならではの心づくしのお料理は、目にも美しく、味わいも格別。テーブルを囲む皆さまの会話も自然と弾み、笑顔あふれる和やかな時間が流れていきました。

















長沼静きもの学院では、これからも「きものを着て出かける楽しさ」と「和文化に触れる豊かさ」を感じていただける機会を大切にご用意してまいります。
日常に、ほんの少しの特別を添えるひとときを――今後のイベントにもぜひご期待ください。