着物をたしなむ女性としては、着物や帯の扱い方にも気を付けてこそ一人前!お手入れや保管に先立ち、たたみ方を習得しておく必要があります。
そこで、今回は帯をキレイに保管するのに欠かせない、帯の正しいたたみ方をご紹介します。
帯は、着物よりもしっかりしているので、シワはそれほど寄らないものだと思っていませんか?実は、帯こそシワや折り目がつきやすいのです。
一度、適当に帯を放置してしまい、ついてはならないところに折り目がついてしまって、いざ着物を着るときに目立って困ったというケースはよくあるお話です。
そこで、キレイな帯のたたみ方を習得し、いつでもシワや不必要な折り目がつかないように気を配っておきましょう。
正しいたたみ方なら、長く美しい形でキープすることができますよ!
帯にはさまざまな種類がありますが、ここでは袋帯(ふくろおび)と名古屋帯のたたみ方をご紹介します。
早速、帯のたたみ方を、袋帯、名古屋帯それぞれ見ていきましょう。
帯をたたむときは、太鼓の模様や刺繍などに折り目をつけないのが最大のポイント。特に模様が重厚な帯の場合、間に真綿をつめてたたむこともあるくらいです。たたんでいるときは特に、帯を慎重に、大切に扱いましょう。
帯は和装に欠かせないもの。着物の美しさを引き立ててくれます。そんな大事な帯も、着物同様に、キレイにシワのない状態で見せたいものです。
ぜひ正しい帯のたたみ方を身に付けて、キレイな状態で保管できるようになりましょう。
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