親から受け継いだ「きもの」、タンスに眠ったままになっていませんか?
「いつか着ようと思っているけれど機会がない」
「処分するのはもったいないけど、このままでも…」
そんなふうに、着物をどうするべきか悩んでいる方は少なくありません。
かつては嫁入り道具として着物一式を持たせる時代もありました。そのため、ミドル〜シニア世代の多くが、今「親の着物どうする問題」に直面しています。
本記事では、親から受け継いだ着物の活用方法・整理の仕方・着付けの始め方まで、わかりやすく解説します。
きものの状態を確認する−カビ・虫食いチェックが重要
長年タンスにしまわれていたきものは、まず状態確認から始めましょう。
天気の良い日に広げて、以下をチェックします。
- カビやシミはないか
- 変色していないか
- 虫食いがないか
定期的な陰干しは、きものを長持ちさせる基本です。

着る・処分を判断する−実際に羽織るのがポイント
次に、着るきものと着ないきものを分けていきます。
きものは畳んだ状態と、実際に羽織ったときの印象が大きく異なります。
袖を通してみると、
「意外と似合う」
「今の自分にしっくりくる」
と感じることも少なくありません。
そう感じた着物は、あなたにとってこれから着るべき一枚です。
着ない着物の活用方法−処分だけじゃない選択肢
また、「着ない」と判断したきものも、手放し方はいくつかあります。
主な活用方法
- きもの買取業者に査定を依頼する
- リメイクしてバッグや洋服にする
- NPOや地域団体へ寄付する
大切にされてきたきものだからこそ、次に活かす選択も一つです。
きものを着るなら、初心者も安心の「着付け教室」がおすすめ
「せっかくなら着てみたい」と思った方へ。
今は動画や本でも学ぶことができますが、きものには種類があり
・格(フォーマル・カジュアル)
・季節のルール
・帯や小物の組み合わせ
など、初心者には分かりにくいポイントが多くあります。
そのため、きものの着付け教室(初心者向け)を活用すると、スムーズに始められます。
たった数回で着られる短期講座
70年の歴史と実績がある着付け教室『長沼静きもの学院』では、手持ちのきもので気軽に着付けを学びたいという方のために、短期集中講座をご用意しています。
その名も『タンスの中のきもの着てみま専科』(全4回)。

全4回の講座で、
・きものの着方
・簡単にできる帯の結び方
・雰囲気やTPOに合ったコーディネート
まで学び、「自分で着て出かけられる」レベルまで短期間で習得できます。
さらに、洗い張り(クリーニング)やお仕立て(寸法直し)などの相談にも対応しています。
実際に受講された方からは、こんな声が寄せられています。
「何年もタンスを開けられずにいたのに、たった4回で自分で着られるようになるなんて! 思いきって受講してよかった」
「母の姿を思い出し、懐かしさがこみ上げてきました。大切に着たいと思います」
「自分でも簡単に、きれいに見える帯の結び方が習得できてよかった」
「きものとの距離が一気に縮まりました。もっと深く学んでみたくなった」
など多くの感想をいただいています。
足りないアイテムはレンタルで賢く揃える
近々、特別な日やお出かけのご予定がある方は、同学院の「着付けサービス」(有料)をご活用ください。
きものは無理に一式買い揃えなくても大丈夫です。
足りないアイテムがある場合は、きものレンタルサービス『長沼静きものひととき』(一部店舗に併設)が便利です。

例えば、「式典に母の訪問着を着たいが、手持ちの帯だと格が合わない」という場合、事前にきものの写真や特徴、着ていく場所をお伝えいただければ、大切なきものを主役にしたまま、格や色、季節感を踏まえた上でコーディネートをアドバイス。必要なアイテムだけをレンタルできるので、その分、リーズナブルにご利用いただくことができます。
また、着付けだけでなく、ヘアセット・メイクのご依頼も承ります。
着付けを学ぶ前に、きものとの相性を確かめたいという方にもおすすめです。
大人になって着てみたら、「思ったよりも苦しくない」「体型や姿勢が美しく見える」などの発見があるかもしれません。
まとめ きものは“今”こそ活かせる
親から受け継がれたきものには、思い出や時代の記憶が宿っています。その一枚を自分で身にまとうことで、ただの衣類ではなく、特別な存在へと変わります。
「着てみようかな」と思った今が、一番のタイミングです。
まずはタンスを開けて、一枚羽織ってみることから始めてみませんか?
長沼静きもの学院では、はじめての方に向けた無料着付け体験レッスンを随時開催しています。タンスの中のきものをそのままお持ちいただいてもOK。きものをお持ちでない方、手ぶらでもご参加いただけます。