【開催日】2016年2月7日(日)
今回初の開催となった「長沼FESTA!!」の主役は、日々技術の向上と自分らしい装いの探求に励む生徒の皆様です。東京のベルサール渋谷ファーストにて700名を超えるお客様を迎えて開催されました。
長沼秀明代表、教務長の地下良枝をはじめ、スタイリストの小田桐はるみ様、染織・絹文化研究科の富澤輝実子様、薩摩琵琶奏者の友吉鶴心様、演出家・舞台監督の畑岡独我様という豪華なゲストの面々にお揃いいただきました。
28名のファイナリストが、オリジナリティあふれる着姿を披露。家族から受け継いだきもの、教室の講師と一緒に選んだという思い入れのあるきものなどを着たファイナリスト。とても優雅で気品にあふれた姿でした。
留袖着付、振袖着付、花嫁着付の3部門で、ファイナリストが技術を競い合いました。留袖、振袖は10分。花嫁は15分と非常に短い時間でしたが、会場から感嘆の声がもれるほどの完成度。ファイナリストのスピードと正確さ、モデルへのホスピタリティは圧巻でした。着付モデルは、國學院大學の生徒の皆様にご協力いただきました。
会場ロビーにファイナリストの作品を展示し、参加者の皆さまに投票いただいた創作帯結び部門。帯を巧みに操り、思い描いたイメージをいかに表現するかは、経験と技術が問われます。表情豊かな作品が揃いました。
兄妹、ご夫婦、親子、そしてクラスメイトと、カップルだからこそ楽しめる粋なきもの合わせ。きものを通して一層深まる家族のあたたかい絆を感じました。
初等過程から、中等・高等課程、専修・師範過程、丸台講座・綾竹講座、高台講座・高台特別講座。それぞれ指定の組み方で、個性豊かな帯締作品を出展いただきました。
「長沼代表の羽織紐」をテーマに編み上げられたくみひもアイデア部門。長沼代表はファイナリストの並んだ舞台上で、「この羽織紐を使うとき、皆さまのお顔を思い浮かべるでしょう」とひとこと。心温まるやり取りが交わされたことも印象的でした。
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